器用さが求められる!組み立ての仕事

スピードに対応できる器用さが大事

工場の仕事で多いのは、部品を使って製品を組み立てる作業です。その作業には、ある程度の器用さが求められます。多くの工場では、ベルトコンベアを流れてくる製品に対して、何かの部品を取り付けるという作業を繰り返していきます。ベルトコンベアは原則として止まることなく、製品は常に動き続けています。そのスピードに対応するには、ひとつの作業を速やかに終わらせられる器用さが欠かせません。不器用で、作業そのものが遅かったり、失敗をすることが多かったりすれば、ベルトコンベアの流れについていくことが難しいです。場合によっては、次々とやって来る製品に対応できず、ベルトコンベアを一時停止させなければならなくなることもあるでしょう。

器用であれば色々な組み立てができる

ひと口で工場での組み立て作業と言っても、具体的な内容は幅広いです。そして、中には自動車のような、大型の部品を取り扱う場合もあります。その場合は、部品自体が大きいため扱いやすく、器用ではない人でも作業ができる可能性が高いです。ただ、電子部品のような小さいものを扱う作業では、器用さが重視されます。小さい部品の組み立ては、作業精度が仕上がりに影響する上に、失敗するリスクが高いです。そのため、限られた人しかできません。器用な人であれば、その小さな部品を扱う組み立て作業も行うことができるでしょう。また、気用であれば、他の組み立てのサポートに回ったり、多種多様な作業ができたりすることで、欠かせない人材になれる可能性があります。

男性が働くイメージが強い住み込みの工場ですが、じつは女性も多く働いています。重労働は男性が担う可能性が高く、女性は軽作業を任される点がメリットといえます。